gdmクリニックの治療方針

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栄養療法について

分子整合栄養療法(栄養療法)とは

p_vitamin.jpg血液検査にて個々人の不足栄養素を同定し、ビタミンなどの治療用栄養素を十分量摂取することで分子の働きを正常化させ、疾患の治療・予防を行うことを分子整合栄養療法といいます。整体が骨などの体の歪みを整えることで腰痛や肩こりを治すように、分子整合栄養療法は、不足栄養素の補給によって細胞の分子の歪みを整えることによって疾患を予防・治療するのです。アトピー・鬱症状・慢性疲労・動脈硬化・ガン・器質的異常のない不妊などの現代病の殆どは、栄養欠損が主原因ですので、個々人に不足している栄養素を摂取する栄養療法以外に根本的な治療方法はありません。栄養欠損が原因で生じた疾患に不足栄養素を十分量摂取すると劇的に病態・症状が改善します。アトピー・不妊・鬱・動脈硬化・ガンなど関連性がないように思われるかもしれませんが、細胞の分子レベルで必要とされている栄養素濃度の低下が発症原因ですので、不足栄養素を補い治療・予防するという考え方はどの疾患・病態でも応用できるのです。

*分子整合栄養療法は内科・婦人科・皮膚科・小児科・眼科といった枠組みを越えて適用できる治療法。


栄養療法、今はマイナーしかしいずれ主流になる治療方法

p_women2.gif殆どの慢性疾患は細胞分子レベルの栄養素の濃度低下が原因です。栄養欠損が慢性疾患の原因なので、不足栄養素を補うことが唯一の根本的治療になります。薬物療法は栄養欠損を是正できませんし、症状を抑えるだけの対症療法にすぎません。私も医学部でビタミンの詳しい作用など教えてもらっていませんし、細胞レベルでのビタミンなどの栄養素の不足による病気の発症のメカニズムなども教わっていません。当然殆どの医師や医療関係者は分子整合栄養医学や栄養療法を知りません。現在の西洋医学による対症療法に限界を感じたごく一部の医師が、効果的で根本的な治療方法を求めて分子整合栄養療法に辿り着いているのが現状です。ですから、一般の医師に栄養療法の話しをしても相手にされず、「そんな健康食品飲むの止めなさい」と言われるのがおちです。実をいうと私も薬物療法に終始していた勤務医時代は患者さんに「サプリメントや健康食品は飲まないほうがいいですよ」と言っていました。理由は2つありました。1つは、ウコンやクロレラなどの粗悪な健康食品を飲んで劇症肝炎になって大学病院の運ばれる人を多く見聞きしたからです。2つ目は、分子整合栄養医学と治療用に設計された栄養素の存在を知らなかったからです。しかし薬物療法と栄養療法の両者を使って治療したことのある私が、今選択している治療方法は栄養療法です。これは何を意味するかというと、栄養療法の方が断然優れているということです。日本で約20年余前から始まった栄養療法も、全国規模でみると数百人の医師が治療に取り入れているようになっています。時間はまだまだかかると思いますが、栄養療法は20年後には日本の医療の主流になっていると思います。


薬は毒

医療現場ではこの症状にはこの病名、この病名にはこの薬というふうにマニュアル化した対症療法しか行っていません。いつのまにか食事をおろそかにし、病気の原因を追求しようとせず、マニュアル的に病名をつけ、それに適応のある薬を処方するといった対症療法に終始しています。抗生物質の発明で、病気は薬で治すものと医師も患者さんも勘違いし、薬に頼りすぎています。薬は生体異物なので、必ず解毒排泄しなければなりませんし、副作用を有しています。そう、薬は人間にとって毒なのです。もっと医師も患者さんも薬を使うことに慎重にならなければいけません。薬を使用しないといけない病態があるのは確かですし、そういう場合に薬物療法を行うことに異論はありません。肺炎・ピロリ菌感染などの細菌感染症には抗生物質による薬物療法は有効で、gdmクリニックでもピロリ菌の除菌は薬で治療を行っています。一般的に急性疾患には薬物療法が有効な場合が多いですが、慢性疾患の殆どは実は薬物療法の対象ではないのです。何度も言いますが、栄養欠損や生活習慣・肥満などが原因なので、栄養欠損や生活習慣を是正・減量することが根本的な治療なのです。
                      

いい食事をすれば栄養は不足しない?

栄養は食事から摂るべきでサプリメントに頼るべきではないと頑なにサプリメントの摂取を拒む人がいます。確かに食事を重視することが一番重要であることに異論はありません。しかし、現代社会で、自然な食品だけで生活することは不可能に近く、またそれを実現しようとするとコスト的にも大変なことになります。またいくらいい食事を摂取しても、栄養素が不足する体質の方が多くおられますし(個体差)、実際病気になる方もおられます。病気になって化学合成された薬を投与されるよりは、血液検査で不足栄養素を分析同定し、「良質の食事+良質の栄養素補給」を行い、細胞分子レベルでの栄養状態をベストにして病気を予防するというふうに考え方を根本的に変えていただく必要があると思います。ヘルシー志向の強い人にマクロビを実践されている方が多いようですが、人間は草食動物ではないので野菜だけでは不足する栄養素があるのです。例えば鉄ですが、ほうれん草などの植物性の鉄は殆ど吸収されず、ベジタリアンの女性(月経の関係で鉄を失う)は極端な鉄欠乏状態にあります。
*人間には個体差があり、Aさんはある栄養素が平均的な人の数倍〜数百倍以上必要場合も多々あるので、いくらいい食事を心がけても細胞分子レベルで理想的な栄養素濃度を完璧に保つことは不可能。このことは分子整合栄養医学的な血液検査の結果からも明らか。

使用する栄養素は唯一無二の高濃度・高品質サプリメント

p_supri2.jpggdmクリニックが使用している栄養素は、ドラックストアなどで市販されている健康食品・サプリメントとは全く別物です。積極的に病態を改善したり予防したりするために設計・開発された特殊なもので、一般のものとは吸収率・栄養素の含有量が全く違います。栄養療法は摂取する栄養素の量が十分でないと治療効果が現れませんので、気休め程度にしか栄養素が含有されていない市販のサプリメントでは全く効果が現れませんし、市販のものを調べましたがgdmクリニックで用いている栄養素と同等の含有量を誇るサプリメントは存在しません。gdmクリニックで使用している栄養素は含有量が桁外れに多く、天然素材を原料にしていますので確かに1本あたりの値段は安くないですが、栄養素のグラム数で換算すると市販のものよりもむしろ割安です。たとえばヘム鉄などは市販のものと比較すると10倍以上の含有量です。gdmクリニックのヘム鉄で1日3粒摂取が必要な方は、他社のものを使用した場合10倍の30粒を1日で飲まなくてはいけない計算になり、結果コスト的にも高くつきます。当然栄養素以外の錠剤を固めるための賦形剤といった不必要なもの多く摂る事になるので好ましくありません。 *市販のサプリメント内服では血液データの改善が見られない、即ち含有量が少なく吸収も悪いので効果がない。

飲む量が治療を成功させるために重要!!

みなさん最初は栄養療法で摂取する栄養素の量に驚きます。しかしこの量が栄養療法を成功させるポイントなのです。厚労省が決めたビタミンなどの栄養所要量は、脚気や壊血病などの病気にならないための最低限摂取すべき量なので、細胞分子レベルの理想的濃度を保つには程遠いのです。栄養療法は一定の量以上を飲んで初めて効果が現れます(容量依存)ので1日摂取量はかなりの量になりますが、処方された量をきちんと飲んでいただかないと効果が現れません。もちろん、処方する栄養素は高品質の生体内物質ですので、多く飲んだからといって合成薬品のような副作用はありません。

自分の家族に行う治療方法こそが最善

皆さんは自分の家族には安全で効果の高い治療方法を受けさせたいと思うように、医師である私も同様に思います。私の家族がもし病気になった場合、原因が栄養欠損ならば迷わず栄養療法を受けてもらいますし、現に栄養療法で自分の家族の治療を行っています。妻は第1子出産後に栄養欠損で体調不良になりましたが、そのときはまだ栄養欠損で体調不良になることを私が知らなかったので、適切な治療法が分からず症状の改善がなかなかみられませんでした。のちに栄養療法を知り、妻の体調不良が栄養欠損によるものだと分かり、もっと早く栄養療法を知っておけばと後悔しました。その後、栄養療法によって妻の体調は回復し、無事第2子を妊娠し出産しました。第2子の妊娠出産は栄養療法で母体の栄養状態を高めていたため妻の体調は良好でしたし、赤ちゃんも乳児湿疹もでず元気に成長してくれています。また私の両親は、糖尿病、高脂血症の治療を以前より受けていましたが、栄養療法に出会ってからは従来の治療から栄養療法に変更して合併症予防を図っています。栄養療法はコストがかかるという点でマイナスイメージを持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、その点を除くと副作用がなく効果も高いので最高の治療方法ですし、長い目で見れば(根本的な治療をしないことで長期入院を余儀なくされる・後遺症でQOLが低下するなど)コスト面でも高くないと私は思っています。自分の大事な家族に行う治療こそが最善の治療方法だと私は思いますし、患者さんにも自信を持ってお勧めできます。

栄養療法の真の目的とは・・・・・Optimum Health【至上の健康】

今お困りの症状や疾患を治すことは大切ですが、栄養療法は生涯に渡って大病せずに生活の質(QOL)を維持したままOptimum Health【至上の健康】状態で暮らすことを主眼においています。至上の健康とは、発病していない・薬を飲む必要がない・自覚症状がない、といったレベルではなく、「常に細胞分子レベルから健康で、年齢に左右されずに活動でき、生活を自由に楽しめることができる」状態を言います。症状が改善するとすぐ栄養補給を止める方が多いですが、量を減らしてくださってもいいので栄養素を飲み続けていただきたいです。なぜなら一度症状が出たということは、栄養欠損に陥りやすい体質・遺伝素因・食習慣・生活環境が背景にあるので、栄養素の補給を止めてしまうと、多くの方は疾患・症状が再発してしまうだけでなく、将来生命に関わる病気を患う危険性があるからです。特に困った症状がないのに栄養素補給することはコスト的にも大変だと思いますが、加齢とともにガンや動脈硬化などの生命に関わる疾患に罹患するようになり、これらの病気を発症してからでは治療が難しいのです。身体は車や時計のように壊れたからといって新品に交換できませんので、日ごろからの栄養素補給が非常に重要で、長い目で見ると実は経済的なのです。