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高濃度ビタミンc点滴とアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎に高濃度VC点滴が有効です。

高濃度VC点滴はマスコミなどにも取り上げられ、開業医の間では自由診療の目玉的存在になっています。開業医向けの高濃度VC点滴のセミナーなどもよく開催されています。高濃度VC点滴と言えばガン治療に用いると思う方が多いと思います。VCの血中濃度を350~400mg/dlに保つと、抗ガン効果が得られます。抗ガン作用以外に、抗炎症作用、抗ウイルス作用、免疫賦活作用などがあります。また副腎皮質の機能を高める作用などもあります。
gdmクリニックではガン治療にも高濃度VC点滴を用いていますが、その他にアトピー性皮膚炎の方にもよく点滴を行っています。アトピー性皮膚炎の方は、ステロイド軟膏を小さい頃から長期間連用している方が多いので、副腎萎縮をきたしています。そのため副腎の機能が低下しており自前の副腎皮質ホルモンを十分産生できません。またアトピー性皮膚炎は皮膚のバリア機能が低下しているため、皮内に細菌・ウイルス・真菌などが感染して炎症を合併しています。副腎はVCが高濃度に存在している臓器です。また副腎皮質ホルモンの材料のひとつがVCでもあります。高濃度VC点滴を行うことで、副腎でのVC濃度が高まり副腎機能が改善しますし、副腎皮質ホルモンの材料も供給されますし、抗ウイルス・抗炎症作用も有していますので、アトピー性皮膚炎の改善に役立ちます。アトピー性皮膚炎の方はDHEA-Sの値が低下している人が多いです。DHEA-Sは副腎で産生されるホルモンの一種で、この値が低い方は副腎疲労を起こしていると考えられます。gdmクリニックではDHEA-Sの低い方には、DHEAの薬を処方しています。DHEAを補充することで副腎疲労が改善し、アトピー性皮膚炎の改善やステロイド減量・離脱に役立ちます。
保険診療で使われているステロイド軟膏やプロトピック軟膏ではアトピー性皮膚炎は根本的に治りません、ただ炎症を免疫抑制剤で抑え込んでいるだけです。、皮膚の材料となるタンパク質・ビタミンA・B、亜鉛などの栄養素の補給をベースに、高濃度VC点滴やDHEAの補充を行うことが、アトピー性皮膚炎の根治療法になるのです。ただし栄養療法・高濃度VC点滴・DHEAは保険適応外になります。