院長の独り言

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高濃度ビタミンc点滴と血中濃度

ビタミンCの血中濃度は栄養状態によっても左右されます。

The Riordan IVC Protocolには、ビタミンCの血中濃度が3500~4000μg/mlのときに抗ガン効果を最も示すを書かれています。ビタミンCの血中濃度が3500~4000μg/mlになると、ビタミンCは細胞外にプロドラックとして輸送され、フェントン反応において金属イオンと相互しあい、細胞間に過酸化水素を多量に発生させます。カタラーゼ活性が欠乏しているガン細胞は、過酸化水素によって壊されます。正常細胞にはカタラーゼ活性があるので過酸化水素の影響を受けません。これが正常細胞には悪さをせず、ガン細胞のみ殺すという高濃度ビタミンc点滴の治療原理です。ビタミンCの血中濃度は、ガン患者さんのガンの進展具合、抗癌剤、栄養状態に左右されます。アルブミンなどの値が低い人はなかなか血中濃度が上昇しません。75gのビタミンCを点滴しても血中濃度が3000μg/mlに届かなかった人でも、プロテイン・ビタミンA・Bなどの栄養素をしっかり摂取してアルブミンを正常範囲にまであげて同じ75g点滴をすると血中濃度が4000μg/ml強にまで上昇します。なかなか患者さんだけでなく医師にも、アルブミンやヘモグロビンを正常にする栄養アプローチが重要か理解してもらえません。ガンで死ぬのではなく、栄養欠損で最終的にガン患者さんは亡くなるといっても過言ではありません。とにかくタンパク質、ビタミンなどの栄養素の補給が、ガンに打ち勝つためには必要なのです。