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ビタミンCは風邪に効かない?

ビタミンCが風邪に効くか効かないかがよく話題になります。11月11日に関西テレビで放映された『ヒルスパ!禁断の事実!知らなきゃよかったニュース』でもその話題が取り上げられました。ちなみにその真偽についてコメントをしているのはこの私です。
ビタミンCには抗ウイルス作用、インターフェロン産生作用、白血球の遊走化作用などがあるので、風邪には有効です。しかし、問題なのは量です。インフルエンザや風邪をひいた場合は、ビタミンCを25g点滴します。場合によっては50g点滴します。これくらいしないと即効性はありません。しかし、一般的にはサプリメントで500mg~1000mgくらいしか摂取しないので効かないのです。では10gとか25gとか摂取すればよいかというと、経口摂取では腸で吸収されず下痢してしまいますので風邪を治す効果は期待できません。だからといってビタミンCを飲む必要がないわけではなく、30分~1時間おきに500mgとか1gを摂取し続けると、風邪の程度が軽くしかも治るまでの時間が短縮されます。
栄養療法はドーズレスポンスで治療効果が発揮されます。少ない量を摂っても効果はでず、その人の病態に応じた至適量を摂取しないといけません。この点がなかなか理解されにくいようです。