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コラーゲンは意味がない?

女性の多くはコラーゲンをサプリメントで飲んだり化粧品で肌に塗ったりして頑張っていますが、残念ながら飲んだり塗ったりしたコラーゲンは肌にそのまま取り込まれることはありません。このことは分子整合栄養医学では常識です。ですから、敢えてブログでもその話題を今まで取り上げませんでした。しかし、患者さんの中にはコラーゲンを飲んでいるという人がすくなくありません。昨日も患者さんにコラーゲンはどうかと聞かれました。
コラーゲンは消化酵素でアミノ酸に分解され、腸から吸収され血液の乗って皮膚まで届けられそこで鉄やビタミンCの協力を得てコラーゲンに合成されます。萎縮性胃炎で胃酸の分泌が悪い人、タン白質不足で消化酵素がきちんと作れていない人などはコラーゲンをうまくアミノ酸まで分解できません。ですから、コラーゲンを摂取するよりも、アミノ酸を単体で摂取したほうが吸収がよいので効率よくコラーゲンを合成できます。また生理のある年代の女性は鉄不足なので、鉄が足りていないとコラーゲン合成がうまくいきません。鉄が不足している場合は、ヘム鉄も補給したほうがコラーゲン合成がうまくいきますので、生理のある年代の女性は血液検査で鉄不足があるかどうかチェックしたほうがよいです。
コラーゲンを摂取するの全く意味がないわけではありません。コラーゲンを多く含んだ食材を食べることは、消化されて一部アミノ酸になって吸収されますのでそれなりに意義はあります。しかし、わざわざ高いお金を払ってまでサプリメントや化粧品でコラーゲンを飲んだり塗ったりするのはもったいないということを知っていただきたいのです。コラーゲンにお金をかけるよりも、血液検査で不足している栄養素を摂取したほうが、美肌にもなりますしカラダも心も健康になります。

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