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抗菌殺菌はそんなに必要?

今の若い人は清潔志向が強く、なんでも洗浄、殺菌、除菌、抗菌したがります。しかし、人間は無菌ではありません。むしろ菌まみれです。腸内や皮膚に無数の細菌が棲んでいます。人間は細菌と共生しているのです。そして共生菌は人間の体にプラスになるように働いてくれています。
母乳には700種類を超える細菌が含まれているそうです。そして母乳中の細菌は赤ちゃんの腸内細菌のバランスを決定するうえで重要な役割を担っているのです。母乳にはラクトフェリンという腸内環境を整えてくれるタン白質も含まれていますし、腸内細菌のエサになるオリゴ糖も豊富です。母乳で育った赤ちゃんの方がアトピー、喘息、自己免疫疾患などにかかるリスクが減るという報告があります。母乳中の善玉菌を増やすオリゴ糖、ラクトフェリンだけでなく、様々な母乳由来の細菌と触れ合うことも、アレルギーなどの病気を予防しているのではないかと思います。
なにも不潔にしろ、と言いたいわあけではありません。なんでもかんでも菌が悪さをするから除菌、抗菌するのは間違いで、小さい時から自然な形でいろいろな菌に触れ合うことが重要ではないかと考えます。