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高濃度ビタミンC点滴による癌再発予防

癌の手術をしたあとに念のために抗癌剤治療をしましょう、と言われるケースが少なくありません。しかし、この念のための抗癌剤治療が再発の一因になる危険性があります。抗癌剤の仕組みは簡単に言うと活性酸素を発生させて癌細胞を殺すというものです。活性酸素は分裂の早い臓器にダメージを与えます。人間の体の中で分裂の早い臓器は、骨髄と小腸です。骨髄や小腸に比べると、胃癌、大腸癌、乳癌などの固形癌は分裂が早くありません。ですから癌細胞にダメージを与えるよりも骨髄や小腸にダメージが来てしまいます。骨髄はリンパ球やマクロファージなどの血液を作る臓器です。小腸は栄養を吸収するだけでなく、成人の主要な免疫器官でもあります。念のための抗癌剤治療をしてしまうことで、この二つの免疫を担う臓器にダメージを与えてしまうことで免疫能を低下させ癌の再発を引き起こしてしまう危険性があるのです。
分子整合栄養医学では、術後の念のための抗癌剤治療はお勧めしていません。癌の再発予防にはやはり高濃度ビタミンC点滴を週に2~3回するのがよいでしょう。その場合、ビタミンCの血中濃度を測定しながら点滴する量を決めていくのが望ましいです。また、貧血と低タン白の是正も癌再発予防には欠かせません。