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子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは、性交渉によってヒトパピローマウイルスに感染し、持続感染することでがん化する病気と考えられています。しかし、この説も正しいかどうか疑問が生じています。日本での患者数は年間約1万人、早期に発見されれば比較的治療しやすいですが、それでも年間約3,000人が死亡しています。最近では、20代から30代で患者さんが増えています。日本では、子宮頸がんワクチンは2013年4月に中学1年生から高校1年生までを対象に定期接種となりました。その2か月後にワクチン接種後の原因不明の慢性疼痛などを伴う有害事象報告があり、一時的に積極的な接種勧奨が中止されています。
数年前にgdmクリニックに、だるい、朝起きられない、背中が痛い、微熱がでる、などといった症状で受診された女子高生がいました。先日、子宮頸がんワクチンの副作用被害の救済を受けることになったので書類を書いてほしいという依頼がありました。鉄欠乏や低血糖があったので、ワクチンの副作用は疑いませんでしたので、ワクチン接種をうけていたかどうか聞けていませんせんでした。この件があってからは、女子中学生、高校生の患者さんには、ワクチン接種をしているかどうか聞くようにしています。
子宮頸がんワクチンにはアジュバントといって免疫増強剤が添加されています。アジュバンドの働きで、ワクチンの有効成分が、より長く体内に残留し、人体の抗体反応を刺激するため、ワクチンの効果を増すことを期待して添加されます。このアジュバントが曲者で長期間作用するために数年経ってから症状がでることも珍しくありません。神経線維のミエリン鞘に対して抗体が作られ神経線維が破壊されることが副作用の原因と考えられています。神経が障害をうけるので、学習障害、今までできていたことができなくなる、運動失調、身体の痛みなどの症状がでるわけです。
分子整合栄養医学的には、ミエリンの回復にトコトリエノールやビタミンB群を使います。また、子宮頸がん予防には、ワクチンではなく粘膜の健全化や粘膜免疫強化をビタミンAやヘム鉄などで行います。