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容量依存性

栄養療法を行うにあたって重要なことは、摂取する栄養素の量です。例えば、鉄不足で体調不良になっている方に、少量の鉄を処方しても症状は改善しません。言い換えると、ある一定量以上の量を摂取しなければ治療効果が発現しないのです。このことを容量依存的に治療効果を発揮するといいます。血液データをもとに栄養素の処方量を決めますが、50mg近く1日にヘム鉄を飲んでもらっても症状が改善しない人も時々います。そういう場合は、70mgとかに増量しないと症状は改善しません。栄養の消化吸収は、胃腸の機能、精神状態などによって左右されますので、個人差がかなりあります。私も最初のころなかなか思い切った量を処方できませんでした。
栄養療法の経験が浅いDr.はなかなか思い切った量を処方できません。また、処方されるサプリメントが高いからと言って自分でサプリメントを買って飲んでいる方もいますが、市販されているものは含有量が少なすぎて治療効果が乏しいです。