院長の独り言

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野菜至上主義

朝おきられない、起立性調節障害と診断されて治療するも改善が見られない、アトピー性皮膚炎よくならない、頭が痛く微熱が続く、などの症状でお困りのお子さんが親御さんに連れられて受診されます。問診で食事内容や間食内容を詳しくお聞きするのですが、「野菜はしっかり食べさせています。」「玄米を食べさせています。」というお母さんが結構います。なぜか日本人は、野菜が健康にいいのでしっかり食べないといけない、肉ばっかり食べずに野菜も食べなさい、的な考えの人が多いです。私の師匠は、食事の際に付け合せの野菜などはこんな葉っぱは要りません、と言って食べていません。玄米にはビタミンB11が含まれていますが、現代人はわざわざ玄米を食べなくてもビタミンB1は他の食材で賄えます。また玄米に含まれる繊維が鉄、亜鉛、カルシウムなどのミネラルの吸収を妨げるので子供や女性にはあまりお勧めできません。
野菜は不要かというとそうは思いません。私はボウル1杯くらいのサラダを夕食でよく食べています。私の場合、ダイエット目的で野菜を最初にしっかり食べているのですが、野菜をボウル1杯食べてもおかずがどんどん食べれるのであまりダイエット効果は得られず困ったものです。野菜にはカロテノイド、ビタミンC、食物繊維などが摂れるのである程度は食べた方がいいですが、成長期のお子さんは優先的に食べてもらいたいのは肉、卵、魚などの動物性食品です。動物性食品の方が必須アミノ酸のバランスがよく、その他にも鉄、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB群などが豊富に含まれており、これらの栄養素は身体の成長に欠かせません。
人間は牛のような特殊な胃腸が備わっている草食動物ではないので、野菜だけでなく肉、卵、魚などの動物性食品も食べないといけません。特に成長期のお子さんには欠かせない栄養素が多く含まれているので、野菜ばかり無理に食べさせずに万遍なく食べさせてあげてください。